イラスト・エトセトラ

はじめに

 こんにちは、初めましての方は初めまして。
 毎度お馴染みの方はありがとうございます。Re:versionです。
 今回の更新ではクリエイター募集も始まりましたので、少し寄り道をしましてアトリエ周りの情報を発信しようと思います。

※アトリエとは、運営を介して登録イラストレーターの皆様にお客様のキャラクター絵等を頼む事が出来る弊社PBWのメインコンテンツの一つです。

イラストセキュリティの概要

『Pandora Party Project』で作成可能なプレイヤーキャラクターはゲームがその時許容する何れかの種族に属する必要があります。
 お客様のキャラクター絵を描画するイラストレーターは運営が定めたセキュリティ(ルール)に従い、その範囲内で描画を行います。
 セキュリティは運営上不適切な描写の防止、描写的破綻、世界観設定の破綻等、諸問題を生じさせない為、準備されるものです。
 お客様側のリクエストがセキュリティに違反する場合、イラストレーターは違反箇所をルール内に落とし込み、修正の上で納品を行います。
 イラストレーターはこの時、極力お客様の意に沿うよう努力を行いますが、描写不可能箇所については要望を反映出来ません。
 セキュリティ範囲でリクエストを行えば、受諾率、お客様の意に沿う納品物が完成する確率は共に大幅に上がりますので、重要となります。

セキュリティ(2017年2月版)

 以上を前提に置きまして、現在『Pandora Party Project』におきまして想定されているイラストセキュリティを先行開示いたします。
 但し、下記の全ての内容は2017年2月現在のものであり、運営、開発上の都合やご意見、ご要望を反映した結果、文章や詳細は変更になる可能性がございます。予めご了承下さいませ。

0、共通項

a、公序良俗に著しく違反する内容の描写は禁止です。
b、未成年者の飲酒・喫煙の描写は禁止です。
c、全年齢のゲームですので年齢制限の必要となるような過剰に性的な描写は禁止します。(少年誌の許容ラインが限界です)
d、身体部位の一部欠損描写等は可能です。(眼帯、隻腕、義足等は可能ですが、運営判断で過剰なものは不許可とする場合もあります)
e、アルビノ、オッドアイ等の描写は可能です。(同上)
f、描写詳細のセキュリティは登録キャラクターの種族セキュリティに準拠します。

1、人間種(カオスシード)

a、全体像は一般的な人類の特徴に準拠します。
b、一つ目や、異常に長い腕等は不許可となります。
c、『牙のように見える八重歯』や『人より長い手足』、『大きな耳』等、個人の特徴と判断出来る範囲であれば許容されます。

2、獣種(ブルーブラッド)

a、全体像は人型の場合は人類準拠、獣型の場合は四つ足の獣の特徴に準拠します。(例:人間、犬)
b、描画体の一部に必ず獣的特徴、特性が描写されます。(特徴を隠したい場合は見えない所に設定するのは可能です)
c、獣度合いの程度は原則的に自由です。完全な獣でも、犬猫耳程度でも大丈夫です。
d、人間と獣を除く、二種以上の生物特徴の混合は禁止です。(◯:ケンタウロス ×:鵺、キメラ)
e、実際に存在しない生物の特徴は描画出来ません。(例:ユニコーンの角等)
f、獣種は設定上必ず『変化』というスキルを保有しているので、『人間バージョン』のイラストも作成する事が出来ます。『人間バージョン』のビジュアルは自由に変更出来る訳ではありません。一つの姿となります。

3、飛行種(スカイウェザー)

a、全体像は人型の場合は人類準拠、飛行生物型の場合は影響の強い生物の特徴に準拠します。(例:人間、鳥)
b、描画体の一部に必ず飛行生物的特徴、特性が描写されます。(特徴を隠したい場合は見えない所に設定するのは可能です)
c、飛行生物度合いの程度は原則的に自由です。完全な鳥や蝙蝠でも、羽付き程度でも大丈夫です。
d、人間と飛行生物を除く、二種以上の生物特徴の混合は禁止です。(◯:羽の生えた天使的容貌 ◯:左右の羽の色が違う ◯妖精(虫)の羽 ×:片方は天使の羽、片方は悪魔の羽)
e、実際に存在しない生物の特徴は描画出来ません。(例:ドラゴンの羽等)
f、飛行種は設定上必ず『変化』というスキルを保有しているので、『人間バージョン』のイラストも作成する事が出来ます。『人間バージョン』のビジュアルは自由に変更出来る訳ではありません。一つの姿となります。

4、海種(ディープシー)

a、全体像は人型の場合は人類準拠、海洋生物型の場合はその特徴に準拠します。(例:人間、イルカ)
b、描画体の一部に必ず海洋生物的特徴、特性が描写されます。(特徴を隠したい場合は見えない所に設定するのは可能です)
c、海洋生物度合いの程度は原則的に自由です。完全な魚でも、耳ヒレ程度でも大丈夫です。
d、人間と海洋生物を除く、二種以上の生物特徴の混合は禁止です。(◯:人魚 ×:人魚で背中にサメのヒレ)
e、実際に存在しない生物の特徴は描画出来ません。(例:ルルイエの王様の特徴がついている等)
f、海種は設定上必ず『変化』というスキルを保有しているので、『人間バージョン』のイラストも作成する事が出来ます。『人間バージョン』のビジュアルは自由に変更出来る訳ではありません。一つの姿となります。

5、幻想種(ハーモニア)

a、全体像は一般的な人類の特徴に準拠します。
b、必ず『とても長い耳』が生えています。
c、一つ目や異常に長い腕等は不許可となります。
d、『牙のように見える八重歯』や『人より長い手足』、『大きな口』等、個人の特徴と判断出来る範囲であれば許容されます。

6、鉄騎種(オールドワン)

a、全体像は一般的な人類の特徴に準拠します。(手足頭胴体等の基本フォルム)
b、描画体の一部に必ず機械・金属特徴、特性が描写されます。(特徴を隠したい場合は見えない所に設定するのは可能です)
c、機械度合いの程度は自由ですが、人間のフォルムを維持する必要があります。(◯顔がテレビ ◯足の裏にローラーがついている ×下半身全部キャタピラ)
d、機械化しているパーツに関しては異常に長い腕、長い首の描写も可能です。

7、旅人(ウォーカー)

a、申請→運営審査→許諾の流れにより『個別にセキュリティが設定されます』。一度許諾を受けたセキュリティは固定化し、それ以降は変更出来ません。
b、サイズに関しては下限をフィギュアサイズから上限を3メートル程までを許容します。(厳密にアトリエセキュリティとは言えませんが、『不在証明(=世界観における世界に不都合な事象を強制的に排除する世界法則)』により、サイズによる有利不利、不都合は全てのルール上生じません。
c、本体の形状や本質がどうあれ、人間的動作が行える手段が必要です。(◯白蛇が人間に寄生して宿主を操っている ×白い大蛇である(この場合は獣種等ならセーフです))
d、その他審査基準は様々です。運営が専権事項として審査いたします。審査却下時等、理由を述べる場合と述べない場合がございます。公序良俗に反しない(反し過ぎない)事、やり過ぎない事、便利過ぎない事が重要です。

例1:◯本体は剣で使い手の金髪少女を操っている
  ×本体は剣でその時の使い手を操っている(老若男女自由に設定できてしまう為)

例2:◯全身が岩石で構成されている大男で見るからに怪物的な外見をしている
  ×砂粒一つ位のサイズの人間型(様々な描写上、極端な困難が生じる為)

例3:◯額に第三の目を持っている
  ×顔に第三の目、第二の鼻、第二、三の口を持っている(やり過ぎです)

受注システム

 前述の通り『Pandora Party Project』はイラスト上の描画幅が非常に広く、自由度が高い造りとなっております。
 自由度の高いイラストセキュリティは設定範囲を広げられる一方で、イラストレーター側の負担を増し、お客様の不利益になる結果を増やす恐れもございます。
 従いまして、本作でのイラストレーター側の受注設定は『全てリクエストシステム』となっております。
 全ての受注プロセスは、

 お客様側よりの発注→イラストレーター側の注文受諾→確定

 という流れを踏む事となります。
『Pandora Party Project』では、上記システムでお客様側、イラストレーター側双方の利益保護に努めたいと考えております。

おわりに

 寄り道の更新となりましたが、今回はここまでとなります。
 現在、Re:versionでは共にゲーム世界を作って頂けるクリエイター様を大募集しております。
 今回はイラストレーター様側が主体となるお話でしたが、イラストレーター様も、ゲームマスター様もこぞって御応募頂けたら幸甚です。
 クリエイター様は本当に重要ですので、是非お願いいたします!


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